子供や赤ちゃんをケアできるリンパマッサージ

リンパマッサージは子供や赤ちゃんのケアにも利用されています。ただ、大人と比べると繊細なので、専門的な知識が必要です。ここでは、子供や赤ちゃんに対するリンパマッサージでおさえておきたいポイントを紹介します。

リンパマッサージは子供や赤ちゃんにもしてもいいの？

そもそも、子供や赤ちゃんに対してリンパマッサージは行っても良いのでしょうか。以下を確認しておきましょう。

適切なマッサージであれば問題ない

適切な時期、マッサージの方法であれば問題ありません。特に赤ちゃんの肌は非常にデリケートであることから、生まれた直後は避け、早くても生後1ヶ月以降を目安にしましょう。

また、予防接種の後や食前・食後、肌トラブルが発生している時などは避けます。

もちろん、正しい方法で行うことも重要です。リンパマッサージの資格などを取得した上で検討してみてください。

パッチテストを行う

子供や赤ちゃんは大人と比べて肌が繊細なので、合わないオイルなどを使うと肌トラブルに繋がってしまう可能性があります。

初めて使用するアイテムでは、必ずパッチテストを行いましょう。

子供や赤ちゃんをケアできるリンパマッサージの資格

どのような資格を取得しておくと、子供や赤ちゃんに適切なケアができるようになるのでしょうか。おすすめの資格を紹介します。

アタッチメントマッサージ

リンパヘルスケア協会が認定している資格です。アタッチメントは日本語だと「愛着」と呼ばれ、リンパマッサージを介して愛着形成につなげることを目的としています。

子供の心と体、知性に向き合うのに必要な知識が学べます。

修了試験は、リンパマッサージとアタッチメントの関係性の理解度を判定するための内容です。アタッチメントの基本に関することから家族の現状や変化、家族関係や母性・父性に関すること、小児各期の特徴と働きかけなどが学べます。

ベビーリンパアクティベーション

リンパアクティベーション協会が認定している資格です。マッサージする際、オイルは使用しません。そのため、肌が敏感で使用できるオイルの種類が限られてしまうような子供・赤ちゃんでも受けられるマッサージが学べます。

スポーツトレーナーが考案したものであり、筋肉にアプローチすることで免疫力向上を目指します。

自身が子供・赤ちゃんにマッサージするのに役立つ知識が学べるほか、ママと赤ちゃんに指導するための実技や理論、活動方法などを学ぶことも可能です。

リンパアクティベーション協会認定インストラクターが講師となり、講義・技術を併せて16時間となります。また、指導者を養成できるマスター講座も用意されています。

リンパマッサージの資格取得について知ろう

リンパマッサージでは様々な効果が期待できますが、間違った方法を実践してしまうと、特に体が小さく肌も弱い子供・赤ちゃんに悪影響を与えてしまう可能性があります。

大人とは違うことを理解し、子供・赤ちゃんに適した形でリンパマッサージを実践していかなければなりません。

以下のページではリンパマッサージの資格取得に関する疑問や基礎知識を紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

リンパマッサージ資格取得の基礎FAQ