アロママッサージとリンパマッサージの違いについて解説

マッサージの中でも、多くの種類や手技の違いがあります。今回は、そのなかでも、アロママッサージとリンパマッサージの違いについて解説していきます。アロマとは、香りのことで心地よい香りとともにマッサージをおこないます。一方で、リンパマッサージとはリンパドレナージュとも言われ、リンパ管をマッサージすることによって毒素を排出させるものです。以下に更に詳しい解説を記載しています。

アロママッサージとは

アロママッサージとは、香りの良いアロマオイルを使用したマッサージのことです。ただ、マッサージというのは国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」試験に合格したマッサージ師が施術を行う場合にだけ使える言葉なので、「アロママッサージ」というのは通称で正式には、アロマトリートメントといいます。アロママッサージの特徴としては、何と言ってもアロマオイルを使用することです。お客様に好きな香りを選んでいただくことで、マッサージと香りにより、リラックス感が大きく促進します。また、オイルを使用して手技をスムーズにすることで、肌への負担も減らすことができます。

リンパマッサージとは

リンパマッサージは、身体の中に張り巡らされている「リンパ管」や、中継地である「リンパ節」をマッサージすることにより、老廃物の排出を促進させるものです。リンパ液が滞ってしまうと、体のむくみや肌荒れ、肥満など、身体への悪影響につながってしまいます。それを防ぐためにも、リンパ液の循環を良くして、毎日を健康に過ごすことができるようにするマッサージです。

アロマオイルマッサージが向いている人

アロマオイルマッサージは、前述の通りマッサージというよりもリラグゼーションが主な目的の施術となります。そのため、アロマオイルマッサージが向いている人は、癒やしの効果を求めている人になります。アロマオイルの効果で非常にリラックスした状態となりますから、精神的にもリフレッシュできます。また、アロマオイルマッサージでは、ソフトなタッチで施術をおこないますから、マッサージを受けて「痛い」と感じたことがあったり、「揉み返し」の経験があったりする人もアロマオイルマッサージが向いている人といえます。

スクールではどちらを学べばよいの？

では、スクールで学ぶ際には、リンパマッサージとアロマオイルマッサージのどちらを学べば良いのでしょうか。アロマオイルマッサージが向いている人でもご紹介したように、アロマオイルマッサージもリラックス効果という点ではリンパマッサージとの共通点があります。多少手技は違うところがありますが、独立開業を目指しているのであれば、施術メニューに幅を持たせるためにも両方学んでおいたほうが有利になるでしょう。どちらも学べて、資格が取れるスクールを検討するのも良いかもしれません。