リンパマッサージ師の将来性とニーズ

リンパマッサージ師を目指すにあたって気になるのは、リンパマッサージ師としての将来、そしてニーズです。これから先、リンパマッサージ師のニーズはどのように変化していくのか、詳しく見ていきましょう。

リンパマッサージ師の将来性が明るい理由

AIにはできない仕事

リンパマッサージ師が行うリンパケア・リンパドレナージュは、その人の状態を見て、体に触れながら施術します。施術中も相手の反応を感じながら、変化を加えていかなくてはなりません。相手に人肌を感じてもらうことも、リンパマッサージにおいては大切なポイントです。

AIやロボットが人間の仕事を奪う時代になりましたが、リンパマッサージはAIやロボットが簡単に真似できる仕事ではないでしょう。いわゆる「自動化」可能な仕事とは違い、AIやロボットにはできない仕事です。

幅広いニーズがある

リンパマッサージのニーズに関しては以下で詳しく説明しますが、医療分野・リラクゼーション分野など、さまざまな目的でリンパマッサージはニーズが高まっています。高まるニーズの中、人手不足も相まって働き口は減る心配がありません。

これからリンパマッサージ師はますます需要が高まっていくでしょう。

リンパマッサージ師に対する具体的なニーズ

リンパ浮腫に対する医療行為

リンパマッサージ師が行うリンパドレナージュは、ヨーロッパでは医療行為です。日本でも、がんの術後や原発性で発症したリンパ浮腫患者に対し、リンパドレナージュが行われています。リンパ浮腫で悩む患者さんのQOLを目的として行われており、NPO法人日本医療リンパドレナージ協会も立ち上げられているのが現状です。

※医師や医療従事者の指示にしたがって行う必要があります。

ストレス社会に立ち向かうためのマッサージ

リンパケアは、ストレス社会で頑張る人々にとって、欠かせない存在になりつつあります。リンパの流れを良くすることで身体が温まり、代謝アップにつながるでしょう。血行促進につながれば、冷え性や肩こりの改善にも役立ちます。

また、パソコンやスマートフォンを見ることが多くなっている現代、慢性的な肩こりや首こりを感じている人も多いはずです。鎖骨周辺にたまった全身の老廃物をリンパマッサージで流してあげると、肩こり・首こりの解消につながるでしょう。

リラクゼーション効果

リンパマッサージによって、施術した場所だけでなく全身が緊張状態から解放されるため、リラクゼーション効果も期待できます。リンパマッサージ後、身体がなんだか軽くなる、すっきりするという変化を感じられる人が多いはずです。この変化が、自律神経の乱れを整え、心にリラックス効果を与えてくれます。

【結論】将来性がある仕事！リンパマッサージ資格についてチェックしよう

リンパマッサージ師は、人々の生活を支える大切な仕事です。人を癒す・人の生活を整える・心地よい生活をサポートするなど、さまざまな役割があります。

将来性があるリンパマッサージ師になるには、資格が必要です。

以下のページでは、おすすめのリンパマッサージ資格をまとめて紹介しています。これから資格取得を目指している方は、ぜひ参考にしてください。

通学or通信！リンパマッサージ資格を取得するならどっち？